プロジェクトマネージャー

情報処理系のプロジェクトを指揮監督する力が問われる

プロジェクトマネージャー資格は、国家資格として知られていて、「情報処理の促進に関する法律」についての知識を広め、高度IT人材として確立している人材を増やし、企業内をはじめ、様々な場面で開発プロジェクトを、組織、指揮、監督することが出来る技術があるかどうかを認定する資格として知られています。

資格認定の際には、主にこれらの知識や実践能力が必要とされており、試験においても、これらの根本的概要を正しく理解しているかが問われます。

・組織の運営や、システムに関する基本的な事柄を広く理解している
・実現可能なプロジェクトを立案が出来、個別システム化構想、計画、プロジェクトを行うことでどのような効果が期待できるかを正しく認識している
・制限された状況下の中で、プロジェクトの目標を達成することが出来る
・資源や予算、工程や品質などの事柄を管理し、プロジェクトを運営することが出来る
・進捗状況や将来的リスクを早期把握し、改善、対応をすることが出来る
・計画や実績を客観的に、正しく分析、評価することが出来る。また、その成果を他のプロジェクトの参考として活用することが出来る

根本的にこれら六つの知識と実践能力があるかどうかを試験において問われるといわれています。

プロジェクトマネージャーの試験

試験自体はほぼ一日を利用して行われ、午前の部に二科目、午後の部に二科目の、計四科目の試験を受ける必要があります。
途中休憩は挟みますが、朝から夕方まで試験が行われると考えておきましょう。

プロジェクトマネージャーの試験内容としては、午前の部に二科目、主に知識に関する問題が出題されます。テクノロジ系などの基礎理論や開発知識、マネジメント系などの知識、ストラテジ系などの戦略的知識などの、主に三つの内容が試験範囲として出題されるでしょう。
午後の部では技能に関する試験が行われ、プロジェクトの立案や、管理運営、評価に関する事柄などの、三分野が試験範囲として出題されます。
試験範囲になどに関してはシラバスなどにも記載されていますので、事前によく確認をすることが大切です。

だれでも受験が可能

受験資格は特になく、老若男女問わず、実務経験なども問わずに、誰でも受験をすることが可能です。
試験会場は全国各地に試験会場が設けられていますので、受験者の郵便番号から判断し、試験会場が決定されますので、まずは申し込みを行いましょう。

申し込み方法は、インターネットか郵便のどちらかになりますので、都合が良い方で申し込みを行ってください。
試験難易度は非常に高く、合格率も良くて2割の超難関ですので、時間をかけてじっくりと勉強をすることが大切です。