Sun Microsystems 技術者認定資格

プログラミングのレベルを測る試験

Sun Microsystems 技術者認定資格(通称サン認定資格)は、サンマイクロシステムズが実地をしている技術者認定試験です。
世界規模の技術者認定制度として知られており、プログラミングの記述レベルを試験することが出来る資格として、システム技術者をはじめ、世界各国から様々な人が受験を行っています。

資格の種類としては主に二つです。
一つは、Sun認定Java資格。
Javaプログラムに必要な基本的知識、技術力、実践的な開発統計力などを検査し、証明するタイプの資格です。
プログラマやアーキテクト、システム開発などをはじめとして、それぞれの技術者に各種資格が用意され、スキルレベルを証明する資格が用意されています。

二つ目は、Sun認定Solaris資格です。
こちらは、サンマイクロシステムズが開発したOS、Solarisに関しての資格試験で、運用管理能力などを測定することが出来る資格として知られています。
こちらも資格にいくつかの種類があり、それぞれの資格を証明認定することで知られています。

Java資格は全部で8種類

Sun認定Java資格のタイプの場合は、8種類の試験内容が用意されており、それぞれの資格に合格することで、それぞれの資格の認定証明がされます。
資格の種類は、SJC-A(試験時間115分51問)、SJC-P(試験時間180分60問)、SJC-EA(試験時間120分、英語試験64問)、SJC-D、SJC-WC(試験時間180分69問)、SJC-BC(試験時間120分70問)、SJC-WS(試験時間150分69問)、SJC-MA(試験時間150分70問)の八種類で、それぞれ試験範囲や試験内容が細かく設定をされています。

それぞれの受験資格

A試験、P試験、EA試験は、特に受験に対しての制限や、受験資格などはありません。
ですが、D、WC、BC、WS、MAの5パターンの場合は、Pタイプの試験を受けて合格した人のみが受験資格を得ることが出来ます。
そのため、上記五つの試験のどれかを受けたいという方の場合はまず、Pタイプの試験を受けて合格をしてから、改めて受験申し込みをして受験資格を得る必要があるといえるでしょう。

試験の方法はパソコンのみを利用したCBT方式ですので、予約を行って受験料を支払うことで、誰でも受験をすることが出来るといえるでしょう。
合格率は大体60パーセント前後と言われており、難易度的には決して難しい方ではありません。

まずはその他の試験の基本となるPタイプを受験し、資格認定された後、それぞれの試験を再度受ける必要があるでしょう。
一つの試験を受ける際には受験料も大きく差が出るのですが、Aタイプは15750延、Dタイプは50400円、残りのタイプは25200円の受験料がかかりますので、決して安くはありません。

VBAエキスパート

エクセルとアクセスの資格

VBAエキスパート試験とは、エクセルやアクセスなどのアプリケーションのスキルを証明する効果がある資格試験として知られています。
試験科目は四科目用意されており、エクセルでエクセルVBAベーシック、エクセルVBAスタンダードの二種、アクセスでも同様にアクセスVBAベーシック、アクセスVBAスタンダードという二種の、計四つとなっています。

ベーシックの場合は、仕事で一般的に活用する分に問題がないスキル、スタンダードの場合は、IT関連のプロフェッショナルなどによってこうしたアプリケーションが利用される際に求められるスキルレベルであることを証明することが出来るでしょう。
民間資格として知られていますが、受験者が近年増加している資格として知られています。

スキルや目的に合わせてレベルを選択

VBAエキスパート試験にはそれぞれ、ベーシックレベル、スタンダードレベルの二種類のレベルがあります。
ベーシックレベルはその名の通り、VBAの基本文法を理解しているかどうか、基礎的なマクロの読解、記述能力があるかどうかを目的として試験が行われます。
スタンダードレベルは、ベーシックの内容にさらに加えて、より知識があるかどうか、より高度なプログラムを記述し、理解できるかどうかを図ることが出来る試験として知られています。

ベーシックレベルの場合でもスタンダードレベルの場合でも、受験資格などは特になく、最初からスタンダードレベルを受験することが可能です。
ただし、受験費用は決して安くはありませんので、受験費用を無駄にしないためにも、一発スタンダード合格を狙うというプロが多いと言われています。
合格率は試験問題の内容などによっても異なりますが、基本的にベーシックレベルで6割~8割前後と言われていますので、確実な合格を狙いたいという方の中には、一度試す目的でベーシックレベルを受験するという方法をとる方も多いようです。

試験は全国各地で開催

試験はCBT方式で行われ、試験が終了後、即座に結果が分かるようになっています。
試験会場は全国各地に用意されているため、最寄りの試験会場を申し込みするようにしましょう。
試験科目、出題形式はそれぞれの試験の種類によって異なりますが、エクセルVBAベーシックとアクセスVBAベーシックの場合、時間は50分で出題問題数は40問、択一、複数選択式で、合格基準は1000点満点中、650点~800点になります。

また、エクセルスタンダード、アクセススタンダードの場合は、択一、複数選択式に加え、穴埋め式問題が登場します。
合格点は変わらず650~800点なのですが、エクセルスタンダートの場合は出題数40問で50分、アクセススタンダードの場合は出題数は変わらず、時間が60分となります。

情報処理技術者能力認定試験

情報処理に関する13の資格の総称

情報処理技術者試験とは、情報処理に関するあらゆる種類の資格のことを総称してこう呼んでいて、様々な試験内容が用意されている、情報処理の技術を判断することが出来る試験として知られています。
試験としては、情報処理セキュリティスペシャリスト試験にITパスポート試験、基本情報技術者試験、データベーススペシャリスト試験、さらにITサービスマネージャ試験、データベーススペシャリスト試験など、実に多くの試験内容が用意されています。
自分が持っている、あるいは伸ばしたいスキルに合わせて適した試験を選んでじゅけんします。

いずれもその道のプロフェッショナル、情報技術者としての基本的知識、基本的用語などをはじめ、応用的問題、実践的問題を踏まえた問題が出題されることで知られています。
試験区分数は現在13個もの試験が用意されていますが、今後もその数は増え続ける可能性が高く、情報処理関連の技術職の方が、こぞって資格取得を狙っている傾向があるようです。

一日がかりの試験

情報処理技術者試験では、ほぼ一日を通して試験が行われていきます。
試験内容や試験時間、試験日などは試験の種類によっても異なりますので一概には言えませんが、例えば情報セキュリティスペシャリスト試験の場合、カテゴリとしては、午前1から午後2まで、四つのカテゴリの試験が行われていきます。

まず午前1の場合は9時半から10時20分までの50分間、多肢選択式で、出題数は30問になります。
その後30分の休憩を挟み、午前2の試験が開始。10時50分から11時30分までの40分間試験が行われますが、こちらも多肢選択式で、出題数は25問になります。

そして一時間お昼休みを挟んだ後、12時30分から午後1の試験がスタート。
ここから先は記述式になり、時間は90分になります。
出題数は3問と少ないように感じるかもしれませんが、非常に問題内容が多く、一問解くのでタイムリミットを迎える方も少なくありません。

そして30分休憩を挟んで、14時30分から16時30分の二時間かけて、午後2の試験がスタートします。
こちらの問題も記述式ではありますが、出題数は2問。
非常に問題内容が多く、午前の部とは比べ物にならない集中力などが必要になるといえるでしょう。
いずれも、試験範囲などは、過去問や、シラバスに掲載されているものが対象とされていますので、しっかりと勉強をすることで、決して答えられない問題ではないと言えます。

スキルアップにも最適な資格

これらの試験をパスすることで、様々な情報処理技術を持っていることが認定されたといっても過言ではありません。
仕事において今後使うことが出来る知識などを学ぶことが出来る機会として、注目をされているので、スキルアップを狙っている方にもぴったりだといえるでしょう。