情報処理技術者能力認定試験

情報処理に関する13の資格の総称

情報処理技術者試験とは、情報処理に関するあらゆる種類の資格のことを総称してこう呼んでいて、様々な試験内容が用意されている、情報処理の技術を判断することが出来る試験として知られています。
試験としては、情報処理セキュリティスペシャリスト試験にITパスポート試験、基本情報技術者試験、データベーススペシャリスト試験、さらにITサービスマネージャ試験、データベーススペシャリスト試験など、実に多くの試験内容が用意されています。
自分が持っている、あるいは伸ばしたいスキルに合わせて適した試験を選んでじゅけんします。

いずれもその道のプロフェッショナル、情報技術者としての基本的知識、基本的用語などをはじめ、応用的問題、実践的問題を踏まえた問題が出題されることで知られています。
試験区分数は現在13個もの試験が用意されていますが、今後もその数は増え続ける可能性が高く、情報処理関連の技術職の方が、こぞって資格取得を狙っている傾向があるようです。

一日がかりの試験

情報処理技術者試験では、ほぼ一日を通して試験が行われていきます。
試験内容や試験時間、試験日などは試験の種類によっても異なりますので一概には言えませんが、例えば情報セキュリティスペシャリスト試験の場合、カテゴリとしては、午前1から午後2まで、四つのカテゴリの試験が行われていきます。

まず午前1の場合は9時半から10時20分までの50分間、多肢選択式で、出題数は30問になります。
その後30分の休憩を挟み、午前2の試験が開始。10時50分から11時30分までの40分間試験が行われますが、こちらも多肢選択式で、出題数は25問になります。

そして一時間お昼休みを挟んだ後、12時30分から午後1の試験がスタート。
ここから先は記述式になり、時間は90分になります。
出題数は3問と少ないように感じるかもしれませんが、非常に問題内容が多く、一問解くのでタイムリミットを迎える方も少なくありません。

そして30分休憩を挟んで、14時30分から16時30分の二時間かけて、午後2の試験がスタートします。
こちらの問題も記述式ではありますが、出題数は2問。
非常に問題内容が多く、午前の部とは比べ物にならない集中力などが必要になるといえるでしょう。
いずれも、試験範囲などは、過去問や、シラバスに掲載されているものが対象とされていますので、しっかりと勉強をすることで、決して答えられない問題ではないと言えます。

スキルアップにも最適な資格

これらの試験をパスすることで、様々な情報処理技術を持っていることが認定されたといっても過言ではありません。
仕事において今後使うことが出来る知識などを学ぶことが出来る機会として、注目をされているので、スキルアップを狙っている方にもぴったりだといえるでしょう。