ICTプロフィシエンシー検定試験

初心者から中級者向けのパソコン検定

ICTプロフィシエンシー検定試験(パソコン検定試験、通称P検)は、パソコン検定協会が実施している、初級、中級のパソコンユーザーを対象とした技能検定試験です。
難易度は級によっても異なりますが、パソコンを今まで触ったことない全くの初心者から、普段から仕事でパソコンを利用している人まで、幅広いパソコンユーザーに対して、パソコンへの理解や知識をより深めることを目的として作られた試験と言われています。

受験級は、5級から1級までありますが、1級、2級、4級にはそれぞれ、準が付く級もあり、全部で8個の級が用意されています。
実践的なIC活用能力を自他ともに認定するための試験として知られ、証明する効果が期待できると言えるでしょう。

企業でパソコン技能を活かすなら4級以上が理想

P検の試験内容としては、当然それぞれの級によって、出題範囲や難易度も異なります。
最も初期の初期である5級の場合は、パソコンの基本的ハードウェア類の名前や使い方、ネットのモラルなどを図ることが出来るなど、用語を理解しているレベルのユーザーです。
準四級はこれに加え、プライベートで多少パソコンを利用している人を対象に作られており、中学で現在習う「情報とコンピューター」の指導範囲に基づいて、基本的なパソコン知識、初歩的な内容などをはじめ、パソコンを利用する際には初歩となる部分の知識があるかどうかを確認することが可能です。

4級になるとレベルは一気に上がり、会社に入社した際に必要となる知識が必要になります。試験内容もタイピングテストが加わり、タイピングテストで1500文字中450文字以上の正確さを求められます。
3級ではさらに、会社で仕事としてパソコンを活用するレベルになり、タイピングテストは1500文字中600文字以上、準二級では会社で応用レベルでパソコンを使うことが出来、高度なパソコン技術を持っているレベルとなり、2級では、ICTをマスターしたレベルで実技試験も実施、準1級ではそれに加え、ネットワーク上の問題を解決することが出来るレベル、1級では会社全体の情報化リーダが務められるレベルへと発展し、最難易度の知識と技術レベルが必要になります。

ICTプロフィシエンシー検定試験の受験資格

受験資格は、2級までは特になく、誰でも受けることが可能です。
ですが1級からは、二級以上に合格していないと受験をすることが出来ないため、まずは二級に合格することが必要となると言えます。
最難易度である1級の難易度自体も普通認定されていますので、しっかりと勉強をして着実にスキルアップをしていけば、決して取れない資格ではないといえるでしょう。