株式会社ミクシィの社会的役割とは

mixi
引用:株式会社ミクシィ

mixiの立ち位置

株式会社ミクシィは、2004年にSNSサイトmixiのサービスを開始しました。
「ソーシャルグラフ(本当の友人・知人とのつながり)」の価値と可能性をベースにしています。
そして「全ての人に心地の良いつながりを届ける」ことをミッションとして、サービスを提供し続けてきました。
ユーザー数は、2012年3月時点で、2,711万人あまり、月間利用者数は1,512万人と、多くのユーザーが、今も日々mixiを利用しています。

Facebookやtwittterなどのアメリカ発の交流サイトや、つぶやき発信サイトが登場し、一時期は、mixiの利用度が下火になっているといった報道がなされた時期もありました。
しかし、そのような状況で、ミクシィでは、さらに知人や初めてネットで出会う人々との交流がしやすくなりました。

交流を深め、楽しくコミュニケーションがとれるためのmixiアプリの開発や、mixiを通じて、ビジネスチャンスを広げらるようなサービスを次々と開発し、ユーザーへの使いやすさや利便性をアピール。
月刊利用者数1500万人を不動のものにしてきました。

幅広い戦略

当初からある機能のバージョンアップに加え、追加された新たな機能としては、つぶやき(mixiボイス)、mixiフォト、mixiカレンダーなどのコミュニケーション機能があります。
また、携帯電話からのシフトとして、急速に普及が進むスマートフォンからもmixiを利用しやすいように、ブラウザを最適化したmixi Touchや、公式iPhoneアプリ、Androidアプリを開発しています。
ミクシxの持つweb上の結びつきであるソーシャルグラフと、パートナー企業が提供するサービスとの連携を強めていきます。

そのため2010年にはmixi Connect(mixi Plugin、mixi Graph API)を公開し、友人や知人と興味を持った情報を簡単に共有できる「mixiチェック」や「イイネ!ボタン」をリリースしています。
この事によって、mixiを使っている方、mixi以外のWebサイトや、情報ツールなどにおいても、友人や知人とスピーディーに情報を交換、共有し合え便利に楽しいネットを通じたコミュニケーションができるように進化を遂げています。

こうした時代のニーズをキャッチアップし、さらに先を見越して新しいコミュニケーションの形を提供し続けるミクシィの努力はもとより、東日本大震災において、mixiは、つぶやき、メッセージのやり取りによって安否確認ツールとして利用されたりします。
mixiコミュニティを活用して災害関連の情報の交換や収集の場として利用できることが認知され、再び脚光を浴びることになります。

楽しいコミュニケーションツールとしてのmixiが、災害時においては、非常用の連絡をとるための手段として活用できることが分かったのです。
こうした経験を経て、ミクシィでは、SNSサービスのmixiが、社会的な役割を担っていることを一層実感し、社会的な使命が求められていることに気付いたと言います。
万が一の時を含め、ユーザーに愛されるさらに新しい価値の提供を行い続けるべく、新機能の提供や改善のニーズが高まっています。

そうしたコミュニケーションツールとして、よりいっそう社会に役立ち、ユーザーを魅了し続ける機能の企画、立案や設計、開発に携われるシステムエンジニアにも期待が寄せられ、既存の人材に新たな風を送るべく、新しい人材の採用にも力を入れています。