ディズニーコラボなスマホ

ディズニーが携帯電話市場に参入

それは2008年の事でした。ディズニーランドでその名前をはせているウォルト・ディズニーが日本の携帯電話市場に参入したのはみなさんもご存じではないでしょうか。現在もディズニー・モバイルとしてサービスの展開を行っています。

ディズニー・モバイルはウォルト・ディズニー・ジャパンがMVNOとしてソフトバンクモバイルの通信網を借りる形で通信事業に参入してきました。ソフトバンクのショップにディズニーモバイルのブースがあるのはそのためですね。
ディズニーモバイルは2008年にソフトバンクから「ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク」を、2012年にドコモの回線を使った別ブランドとしてのサービス、「ディズニー・モバイル・オン・ドコモ」を発表し、販売を行っています。

実はディズニーモバイル、本国アメリカでもそのサービスをMVNOで提供していましたが、競争環境が激しかったため、2007年にサービス終了した経緯がありました。
日本のディズニー市場はアメリカに次いで多く、サービスの利用者が多いという想定と、日本の携帯電話市場、スマートフォン市場が充実しており、サービスの提供スピードが速いという事から、参入を決定したという経緯があります。

あくまでも独立したサービス

ディズニーモバイルが始まったころ、ソフトバンクの新しいサービスの一つとしてのディズニーの端末の販売が始まったと思った人も多かったと思います。実は今現在もそのように思っている人もたくさんいるはずです。
しかしこのディズニーモバイルは完全に独立して、回線のみをソフトバンクのものやドコモのものを利用してサービス提供しているという形になるのです。

もちろん回線の仕様であったり、機種の仕様については各キャリアの制限内での利用となりますが、ディズニーならではのサービス提供もあるので、ディズニーファンにはたまらないものであるはずです。

まずはその機種。ディズニーのキャラクターのデザインが施された機種が専用機種となります。最初に発売されたのはシャープ製の端末で、「DM001SH」という機種です。ミッキーマウスのシルエットがモノグラム状に携帯電話の蓋部に施されていて、高級感の中にディズニーらしさが満載の機種でした。

また通常ソフトバンクの右上部にある「Y!」ボタンは「D」ボタンに変更されており、直接ディズニーのコンテンツを利用できるようになっていました。

さらにディズニーモバイル会員のみの特典として、「@desney.co.jp」ドメインが利用できたのも、大きな特徴だといえます。ディズニー好きな人であれば、友人にアドレスを伝える際、ドメインがディズニーであればやっぱり自慢したくなるものですよね。

ディズニー好きにとっては非常にうれしいサービスが満載のディズニーモバイルなのです。