寂しい時もあるけど

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かなしきシステムエンジニア・ボーイ

私はシステムエンジニアとして長年はたらいてきました。
最近は会社でもそこそこのポジションになってきて、新しいことにチャレンジしたりしています。
そんな感じの私ですが。色々自分のプライベートなことで悩みが絶えません。
それが彼女問題です。

私は残念ながら彼女がいません。
システムエンジニアの仕事も何とか軌道に乗ってきて、今は働き盛りというところでしょうか。システムやプログラムについての知識も仕事をしながら身に着ける事が出来て、現在は会社のかなり重要なプロジェクトの担当に配属されました。

今は仕事が面白くって、その他の事はあまり考えられません。ウィークディは仕事にいって2~3時間残業して、コンビニでお弁当を買ってきてささっと食事を済まし、少しテレビを見たりパソコンに向かったり。
一時はネットゲームで対戦型のシューティングアクションにはまっていて寝不足気味でしたが、それで体調を崩してしまい、今はそこまで頻繁にはやりません。週末にやるくらいかな。

週末は昼過ぎくらいまで寝ていて、町に出掛けてちょっとした買い物をしたり、電気店に行っていろいろと情報収集したりして時間をつぶします。自炊もあんまりしないので、食材の買い物もほとんどしません。
モバイルが好きなので、結構電気屋さんに行くと時間をつぶしちゃいます。携帯電話の新機種が出ると大体チェックしています。実機をみて機能が追加されていればその機能についてレビューして、自分なりのリサーチブックを作っちゃってます。

まあそんな感じで何とかやっています。そんな感じの日常をすごしているんですよ。

たまにさみしいときも

結構自由気ままにやっていますが、こんな私なので彼女がいないんです。残念ですが。
なのでたまにさみしいなあと思っちゃう事もあります。そりゃ人間ですからそういうときもありますよね。町に出てもカップルばっかりだったり、イベントが多い時期なんかはちょっと出かけるのが億劫になっちゃいますよね。

私の仕事の先輩も転勤で今東京に行っていますが、やっぱり結婚していません。システムエンジニアってそんな仕事なんですかね。帰りは遅いし、休日出勤はあるし、給料はそこそこですが、遊ぶ時間があまり取れませんし。

私は高校が工業系の学校でしたし、大学も理工系の大学だったので、女性に本当に恵まれていないと思います。今浮いた話がないのもそういうのが影響しているんじゃないかって最近は思うんですよね。
女性に対する配慮が足りないというか、そういう感じにならないというか。

けど、身の回りが男ばっかりっていうのもあるんだと思います。正直女性なんかいません。そのため会社関係ないところで彼女作るしかないんですよ。
みんなはどこで彼女作ってるのか、本当に不思議です。

夏のお楽しみ。

夜空に咲く花

僕は、花火大会が大好きで、地元や近隣での開催にとどまらず、ちょっと足を延ばしてまで出かけていくほうです。
素直に感動しろと言われてしまいそうですが、おそらくあの花火の計算しつされたかのような形や色の配置、流れ方、火花の落ちる様にシステムエンジニアとして設計魂が触発されるのかもしれません。
エンジニアを辞めて、花火師になろうか、なんて真剣に考えたこともあります。

僕がよく出かける花火大会をいくつか選んでみましたのでご紹介したいと思います。
土日の開催で、夜の早い時間の2時間くらいのため、仮にリリースの仕事がある日でも、花火を観る時間だけは確保できるという点も、花火鑑賞は、忙しいシステムエンジニアとしての僕の趣味として最適なのかもしれません。

まずは、全国的にもみんな知っている隅田川の花火大会です。
有名なだけあって、花火の鑑賞スポットとなる打ち上げ場近くのエリアは、非常に混雑します。
以前は、混雑しても頑張って行っていましたが、最近は、築地や錦糸町など少し離れた高層タワーのレストランやバーから見ることを覚えました。
隅田川沿いのビルなら、けっこう花火が観れるところがあるのでおススメなのですが、ここも、近年、口コミなどで広まりつつあり、早めに予約しておかないと方角のいい窓際の席が確保できなくなりつつあります。

都内の有名どころは、神宮外苑の花火大会。
神宮球場内では、タレントのコンサートなどのイベントが行われますが、あえてそのチケットはとりません。
外苑の一回り外の一角で、露店で買った食べ物をつまみながら観るのが好きです。
隅田川ほどの混雑はないですが、かなり身近で堪能できます。

そして、お台場で行われる東京湾大華火祭り。
歴史は浅いですが、だいぶ見ごたえがある花火大会です。
ゆりかもめで移動するのが、ちょっと面倒なのですが、帰りは混雑時間帯を避けてお台場の海辺をぷらぷら散歩して時間をつぶすのがけっこう楽しかったりします。

少しローカルなところでは、足立の花火。
システムエンジニア仲間が近隣に住んでいたりするので、仲間を誘って荒川河川敷を歩きながら、見ごたえある花火が楽しめます。
土手に座るもよしです。

また、市川まで足を延ばすこともあります。
市川市民納涼花火大会は、隣の東京の江戸川区と同時開催ということもあり、この界隈では、かなり規模が多く、観覧客も多い花火大会です。
広い江戸川河川敷で、打ち上げられる優勢な花火を堪能できます。
こちらもキッカケは、システムエンジニア仲間の家があって、彼の家にお邪魔したのがきっかけです。
ちょうど、彼の家から見えるので誘われて、みんなで飲んだり騒いだりしながら、毎年集まっています。

伝統花火

横浜にも行きます。
神奈川新聞社主催の花火大会は、横浜の夜景をバックに打ち上げられるので、現代の街並みを背景に輝く伝統的な花火にとても風情があります。

さらに、時間がとれれば、茨城の土浦で秋に行われる全国花火競技大会も行きたいところです。
全国から花火師が集まり、来年の花火大会に向けて、新作を競い合うこの競技会、一度見たらその感動は忘れることができません。
秋田の大曲、新潟の長岡まつりと並び、日本三大花火大会の1つでもありますから、花火大会フリークとして外せないイベントなのです。

都会でキャンプの巻

仕事後の飲み

以前、システムエンジニアとして一緒に仕事をしていた同僚とは、2~3ヶ月に一度くらいの割合で、飲みに行ったりしています。
歳も近いし、気を使わずに過ごせる仲間たちです。
飲み会は、仕事でこれなかったりする人もいますが、たいてい、3~4人で集まります。
今回も、週末の金曜に飲もうということになりました。
珍しく4人全員が集まれるようです。

金曜の夜となると、たいてい、朝まで飲み明かすパターンになりますが、今回はなんと泊まりで楽しもうと、1人が言いだしました。
近場の温泉に1泊旅行でも行くのかと思いきや、都内で遊ぼうとのこと。
何だか意味が分からずにいると、オープンしたばかりの、豊洲のアウトドアパークに行こうというのです。
その存在も初めて知りました。

豊洲や新木場エリアには、中小から大手まで、IT企業が割と多いんです。
今回、場所をセレクトして企画を立ててくれた彼も、豊洲の会社に勤めています。
以前、会社の慰労会で、新木場の公園で、バーベキュー場を予約して、昼間にバーベキュー大会をしたことはありますが、今回は、キャンプをしようとのこと。

街中キャンプ

都会でキャンプっていったいと驚きをかくせませんでした。
その場所からは、東京湾、東京タワー、開業したばかりのスカイツリーまで見えるというのです。
東京のど真ん中でキャンプ。
しかも、そのキャンプ場は、泊まり客は、23時チェックイン、翌朝10時チェックアウトだと言います。
それまでの時間は、昼間の時間帯と夜の時間帯で、バーベキュープランに使われているのだそうです。
僕たちの仕事は、定時に帰れることはめったになく、何かしら、システムのトラブルが起きたり、訳の分からぬ依頼が舞い込んで、残業になることもしばしば。

夜23時集合なら、ぜったい遅刻しないから、なんて、彼は笑っていました。
結局、夜の10時過ぎには全員が揃い、キャンプ場の隣にあるカフェで、食事をすることになりました。
その場所に行って驚きました。
日本のイメージじゃないのです。
映画で観たアメリカの光景を思い出しました。

ロッキー山脈から、ラスベガスへと走り抜けるロードウェイの街並みのようで、ワクワクしました。
カフェのメニューも変わっていて、ワイルドなスモークチキンやスモークポーク、スモークチーズに、スモークポテトなど、日本では珍しい、燻製を中心にしたメニューです。
どれもボリュームたっぷりで、お腹を空かせた男4人にはたまらないものでした。
1時間ほど食事を楽しみ、いよいよ、キャンプスポットへ。
キャンプといえば、テントを張ったり大変で面倒なイメージがありますが、ここのユニークなところは、全てお膳立てがなされているところ。

バーベキューにしても、キャンプにしても、全てスタッフの方が準備万端で用意してくださっているのです。
久々に、ゆっくりと静かな時間が過ごせ、お酒を飲んでバカ騒ぎをするのではなく、仕事のことや将来のことについて、気の合う仲間どうし、存分に語り合うことができる時間を持つことができました。
週末で疲れていたこともあり、初めての都会のキャンプ場で、わりと、ぐっすり眠ることもできました。
たまには、こういう体験もいいですね。
リフレッシュできましたし、他の友達や職場の同僚に自慢したい、いい話題作りができました。